初めての入社式を行いました
2022年4月1日
当事務所として初めての新卒社員の入社式を行いました。
運営代表一人に対して新卒社員2名、迎えられる側の方が多いという少し不思議な構図でした。
式と呼べるほどの盛大さはなかったかもしれませんが、それでも当事務所を新社会人としてのキャリアに選んでくれたメンバー2人の人生のスタートを祝えたことを誇りに思います。
改めて当事務所の立ち位置、私が大事にしている価値観、そしてメンバーに求めるものを代表挨拶にてお話しました。
その要約を今日の私の誓いとして残したいと思います。
成長する企業も最初は小さい数人の集まりだった
現在の業界のトップリーダーや革新的な成長を続ける成長企業もそのスタートは今の姿からは想像もつかないような小さな規模でした。
しかし、成功する企業、成長する企業、生き残る企業というのはトップの高い志とそれに共感し共に歩むメンバーの努力があったからこそ現在の姿になれたのだと思います。
私は現状のこの事務所の規模・体制を受け入れた上で、私が求める姿に行きつけるように高い志を持ち、皆さんと歩みたいと考えています。
代表としての約束
私はこの事務所の発展を通じて、共に歩んでくれる皆さんに
- 「税理士の仕事」という枠組みを超えて、事務所を持続的に発展させ、常に新しいサービスとマーケットを想像し続け、時代の変化と共に変化し続けられる経験
- 我々の仕事を奪うと言われているAIとむしろ共生し、同時にAIの出来ない領域の役務を提供でき、生涯成長と挑戦し続けられる環境
- 仲間・お客様とつながり続け、新たな絆を紡ぎ続けられる組織
を提供することを私の志としてここに誓いました。
事業承継やM&Aの支援をしていく中で「事業を遺せる」「組織を遺せる」というのは働いてくれるメンバーに対する立派な恩返しになること、
そして私がいなくなった後もメンバーが働き続け、お客様を継続してサポートし続けられる「組織」を遺せれば私の志と理念はみんなの中で生き続け、みんなが幸せでいられる場所を提供し続けられると感じました。
それができる場所を、それが続けられる組織と人を築き上げることに私の情熱を注ぎたいと思っております。
メンバーに求めること
メンバーが経営理念の実現に貢献できるように4つのことをお伝えしました。
①壁の大きさは決して均等ではない。前には今の自分より大きな壁しかなく、後ろには超えてきた今の自分より小さな壁があること
②人のために尽くすことの重要性
③できない自分を素直に受け入れること
④イノベーションを起こそうという気持ちを持つこと
これらを通じてメンバー1人1人が成長し、お客様・事務所のために貢献し、業界にイノベーションを起こせる人材となることを期待しています。
今日という日を笑える未来を迎えたい
今日はささやかですが、入社式を行わせて頂きました。
大きなホールを借りるわけでもなく、司会におらず、運営するのが代表一人、参加者も2人だけという状況です。
この規模で式を行うことには葛藤もありました。
それでも、メンバーの人生の新しいスタートをお祝いしようと本日式を行うことを決心しました。
5年後、10年後にはもっと広い場所で多くの人でできるといいなと思っています。
多くのメンバーは今がこんな状態だったなんて想像もつかないと言うことでしょう。
その時、お2人は今日のことを思い出して笑ってほしいと思います。
「こんな日もあったね」と。
最後に
本日参加のお2人は私が100%直接教える最初で最後のメンバーになる可能性があります。
むしろ(良い意味で)そうあってほしいと思っています。
お2人は私に最も近いポジションで私のDNAとノウハウを得て、私と同じレベルの知識・スキル・マインドを持ち、それを次のメンバーに紡いでいってほしい、これが私の望むことです。
そして、将来の事務所の幹部として、新しいメンバーを迎える側となってくれることを祈念しています。
メンバーの新しいスタートと進むべき輝かしい未来を祝って私からの挨拶とさせていただきます。
令和4年4月1日
ステラリンクス税理士事務所
代表 北島智行