2名のメンバーが新たに入ってくれました。
この1ヶ月の間に新たにメンバーが2名増えて、私を含めて5人になりました。
税理士会の発表資料によると、全国の税理士事務所・税理士法人の数は6万を超えます。
その中で開業間もない当事務所を選んでくれたことにいつものことながら感謝しています。
この採用の意味するところ、そして当事務所の今後について少し書きたいと思います。
「将来のことをまだ決まってなくて」からスタートした3人目
たぶん、就活の面接だったらそんなことを言ったら即不採用だろうなという一言ですが、3人目の面接はこの言葉からスタートしました。
ただ、この言葉を私は笑えなくて、20代前半の時は私も同じようなことを思っていましたし、30歳で税理士業界に入った私からしたら新卒の就活面接で「今やりたいこと」を力強く答える人の何人がそれを生涯続けるんだろう?ということに疑問を感じたりもします。
だから、まだ決まっていないということ自体は悪いこととは思いませんでした。
でも、話を聞く中で、この仕事を、うちで働くことを楽しいと思える要素は十分にあったので、この「やろうと思うことの選択肢の一つ」である当事務所での勤務を「やりたいこと」に変えていければいいんじゃないか、そう思い採用させて頂くに至りました。
完全在宅に踏み切った4人目
当事務所で活躍できる人は大きく2パターンいます。
一つは「新卒を始めとする未経験ながらもこれから頑張って知識とスキルを付けたいという意欲があり、事務所の次の世代を担ってくれそうな人」
もう一つは「結婚・出産などの影響でスキルや能力はありながらもこれまでと同じ働き方ができなくなった人」です。
「出産すると報告したら・育休を取りたいと言ったら退職勧告された」「育休後に復帰したら左遷された」など、女性のキャリア形成に対して前向きではない話を周りでよく聞きます。
もちろん、結婚、出産前と全く同じようには働けないとして、能力ややる気がある女性がなぜ結婚、出産をすると憂き目を見なければいけないのか?が疑問でした。
そして、働くことが楽しくて仕方ない私からしたら、結婚、出産を機にその機会が奪われてしまうことは本当に悲しいことだと思うようになりました。
出産・育休を経ても戻ってこられる職場でありたい、家庭を犠牲にせず働ける環境を作りたい、出産後でも前と変わらず輝ける働き方を提供したい、そう思って作ったのが、今の採用体系と当事務所の組織構成です。
しかし、私の独立前の会社・事務所はこれに程遠い状態でしたので、独立してから制度を一から考えて作りました。そのため、手探りの部分があり、ある程度の研修期間を経て在宅に移行することを原則としていました。
しかし、今いるメンバーの協力や、これまで積み上げた経験とノウハウから「今ならできる」と思い、今回完全在宅での勤務開始を実現するに至りました。
この4名に感謝を、そして次を見据えて
独立時、周りでとにかく聞かれたのは「会計事務所業界は採用難」「求人で良い人が来ない」という声でした。だから、採用はゆっくりやるものだと認識し、スタートしました。
だから、わずか半年と少し前、私が一人で始めたとき、まさか半年後にこうなるなんて思ってもみませんでした。
全てがタラレバになりますが、もっと大手もあるだろうに、うちよりもっと良い事務所もあるかもしれない。私がこの人たちの人生を預かっていいんだろうか…?そう悩みました。
ですが、預かったこのメンバーの可能性と将来をうちの事務所だからこそ開花させられる、そう思える部分もあったので、手を取り、共に進むことにしました。
この可能性に懸けてくれたメンバーには心から感謝しています。
そして、ここから事務所は次のフェーズに入ります。
詳細は別途お知らせしますが、また新しい私たちを見せられると思いますので、ご期待下さい。
当事務所は引き続き、お客様の事業発展のために共に頑張ってくれるメンバーを募集しています。
一緒に成長していける仲間と、常に成長と変化を続けられる組織で働いてみませんか?
ご興味ありましたらお問合せお待ちしております。