新卒メンバーが研修講師を行いました。
今週は嬉しいことが一つありました。
それは、うちの新卒メンバーが1日研修の講師を行いました。
内部研修ではありますし、新入社員向けの研修なので内容自体は専門的な内容ではない、そして予め私が作ったレジュメに沿って進めるので流れは出来ている、など研修講師をする上での難易度自体は高くないことは事実です。
しかし、この研修は当事務所の理念、求める人物像とスキル、そして評価制度など…この研修を受けた方が私たちと同じ志を持った「当事務所のメンバー」になるためのとても大事な研修です。
だからこそ、単にレジュメを読むだけではダメだったので、任せるかは私も悩みました。
その上で、今回このメンバーに研修を任せた背景、そして講師をしてもらった上で感じたことを書きたいと思います。
理解し、実行し、教える
これは当事務所がメンバーの育成において大切にしている価値観と指標の一つです。
教わったこと、触れた情報、そして学んだこと、これをまず理解し自分の知識として、それを実行することで成果とし、更にそれを人に教えられるレベルまで知識の解像度とアウトプット力を上げる、そして一緒に頑張る事務所のメンバーにそれを教える…
そのための育成フローを取っています。
しかし、これは決して簡単なことではありません。
「頭で何となく理解している」「分かっているつもり」を「言葉にして相手に理解してもらえるまで深く理解する」必要があります。
この研修のために、講師をしてくれたメンバーはたくさんのメモをし、インプットをし、研修を行うための練習をしてきました。
研修の感想
これは偏にとてもよかったと思います。
私がやった時と同じようなレベル感での分かりやすさがあり、更にご自身が働いている中で接した事例も交えながら分かりやすく話してくれました。
そして、この研修を通してメンバー自身もまた一つ壁を越えて成長したのが感じられます。
まずは、未経験、新卒採用で入って数ヶ月でここまで成長してくれたメンバーに感謝したいと思います。そして、事務所としても未経験、新卒採用のメンバーにここまで成長させられたという自信が持てました。
今後はこのメンバーたちを中心に益々活気のある事務所にしていきたいと思います。また、今後入社してくれる人たちにはこのメンバーから教わり、このメンバーたちと刺激し合いながら輝いてもらいたいと思っています。
人と人が繋がり、人と人が育て合う事務所を今後も目指して。