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テクノロジーとの向き合い方

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ChatGPTを始めとする生成AIの専門領域での使用について

守秘義務などの話を抜きにして、そもそもの機能・能力として「ChatGPTを士業やコンサルなどの専門領域で使えるか?」について、一旦現状の理解は「難しい」という声が多いように感じられました。

理由は様々ありますが、「曖昧かつ抽象的な回答には強いが、個別具体的かつ正確性を求められる回答には弱い」「意思決定を任せることは危険」というのが大きなところです。

この点、私も同意見なのですが、では一律に「使い物にならないから」で断じるべきか?というとそこに関しては別案があると感じています。

テクノロジーの必要性

「AIが税理士の仕事を奪う」と言われて久しいですが、税理士や士業に限らず日本の労働人口は減少の一途を辿っており、今時点ですでに人手不足な状態に加えて、今後これが加速していくことを考えると、今よりももっと人手が足りない未来が来る可能性が考えられます。

そうなったときに、私たちは働き方を変えていかなければいけません。

言い換えると「これまではこうだった」を変えていく必要があります。

具体的には「これまで自社内で社員が手を動かしていたことの割合を下げること」が求められます。

これは「自社内で社員が」という部分をアウトソーシングする方法や、「手を動かしていた」という部分を機械化・自動化するなどの方法が考えられます。

前者についてはお客様の業務をうちにアウトソーシングして頂くなど、外部に委託するという方法ですぐに解決が可能です。

しかし、すべての業務でそれが行えるとは言えず、物によっては社内の人が対応すべきものも残ります。

この部分を緩和するのがテクノロジーの役目だと私は感じています。

手段と目的を間違えないこと

しかし、これも現場で多い声として、「ソフトを導入してみたけど結局使えなかった」という声です。

これへの向き合い方を考えなければいけなくて、今までのルールのままでソフトを導入しようとするとどうしても馴染まない部分が出てきます。

それもそのはず、今までは「人がやる」ことを前提にルールが作られているからです。

フルスクラッチのソフトでない限りはそのソフトにも仕様や機能があって、それが既存のルールに合致しないところは少なからず出ます。

それを必要に応じて工夫を加えることで可能になる例もあれば、ルールやフローの変更をすることで可能になる例もあります。

このとき「既存のルールから変わるなら嫌だ」という声も多かったりしますが、これは「今まで通りの仕事をしたい」ということが目的になっています。

それでは本来このソフト導入が目的とした「業務効率化」「DX化」などの「本来満たすべき目的」を満たせないことになります。

ルールとは円滑かつ正確に業務を行うための手段ですから、そこを間違えないようにしたいですね。

「機械ができることを人がしない」

これはうちのDX化において重視している判断軸です。

例えば入力業務などの際に「自分でやった方が速い」という人も一定数いますが、そこに貴重な「労働力」が投下されること、それによって人間にしかできない業務をする時間が削られることを忘れないようにメンバーとも常にコミュニケーションを取っています。

だから、ルールやフローも常に見直すし、自分がやっていたことを手放す努力も積極的に行います。

そして、ここで構築されたノウハウはお客様のDX化や業務効率化にも非常にお役に立てています。

まずは自社が成果を上げ、それをお客様に波及させていく、そこから上がった成果をまた自社とお客様に還元していく、このサイクルを今後も継続したいと思っています。

ステラリンクス税理士事務所
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