講義実施の背景
この度、東京都葛飾区の東京聖栄大学様で簿記の特別講義をさせていただきました。
東京聖栄大学様は栄養などの専門領域のプロフェッショナルを育成されている大学ですが、学部によっては3年生の必修科目で経営戦略論があり、4年生の必修科目で簿記会計があります。
これはこの学校で学んだうえで、飲食業などの一般企業に転職する学生さんにとって「専門知識のみではなく広くビジネスに必要な重要スキルは身に着けてから卒業してほしい」と思ってのことだと感じられました。
そして、今回この講義の担当教員の方からお声掛けを頂いて、有難いことに特別講義をさせていただく運びになりました。
講義内容
簿記や会計は「経理や税理士や会計士が使う知識」という先入観が持たれやすいですが、「会社の財務状態・経営成績・資金繰り」や「企業価値」そして、「ビジネスモデルの定量評価」という点においては経営者はもちろん、現場レベルでも知っておくべきことはたくさんあります。
ですので、今回は「税理士や会計士でなくても知っておいた方がいいビジネス上の会計知識や財務分析」をかみ砕いてお伝えすることを意識いたしました。
また、今後もこの講義を受けていくに当たり「自分には関係ない分野の話だ」ではなく「自分の仕事にも関係する話だ」と認識していってもらえるように、または今後もニュースや他の人の話から数字に触れる機会があった際に「大学の授業で聞いたことがある」くらいには内容を理解できるようにしてもらうことを心がけさせていただきました。
受講された生徒さんからその場で感想を書いていただいたのでその一部をご紹介させていただきます。
生徒のみなさんは、専門外の専門分野の授業であるにも関わらず、積極的に手を挙げて、自分なりに考えたこと・思ったことを発言してもらえました。
すごく前向きな生徒さん達だったと実感しました。
今回のこの話が今後生徒さん達が社会に出た際の一助になっていることを願っています。
当事務所は「人の成長」にコミットする事務所で、「人が成長し、一人一人の労働における提供価値を向上させ、企業の業績向上を図り、日本の社会経済が良くなること」を願っています。
そのため、税務顧問契約や企業コンサルのほか、講演・研修・セミナーなどもお声掛けをいただけましたら登壇させていただいております。
受講された方が明日からの学びや仕事に活力を持って取り組めるように今後も努めてまいりたいと思います。
